幸福度を下げる5つの意外な日常習慣。心を解放できるはずの “あれ” がじつは逆効果だった

幸せに毎日を過ごしたい」と願いながらも、なぜか満たされない……。その原因は、あなたが幸せになろうと思ってやっている “あの習慣” にあるかもしれません。

この記事では、人生の幸福度を下げる恐れのある「5つのNG習慣」をご紹介。いずれかに該当してしまった方は、日々の過ごし方や生き方をあらためて見直してみましょう。

【NG習慣1】本気で付き合う人が少なすぎる

本気でぶつかり合える知り合いや仲間が何人いますか?SNSが普及して表面での友人や友達をたくさん持っている人が多くいますが、インターネットで友達が多いい人ほど幸福度が下がると言われています。

実際に会って笑い合える人の輪が大切です。一緒に食事をして共通の話題をみんなで語り合いましょう。

たとえば、こんなことをしてみてはいかがでしょうか。

  • 本当に大切な友人をリストアップする
  • 苦手な人との距離を詰めるため一緒にヨガや瞑想する
  • 積極的に人を誘う
  • コミュニティに所属し気の合う仲間を見つける

本気で語り合える友人は多いほうがいいです。一緒に運動をして食事をして、人の輪を大きくする。そうすれば、幸福度の低下をうまく避けられるでしょう。

「友人や知人は多いほうが幸せだ」「人脈が広いほど心も豊かになれるだろう」の本質を知り友好的に実践しましょう。

 

「幸福度低下」5つの意外なサイン02

【NG習慣2】「人に与える」意識がない

「幸せに生きるなら、自分のことを中心に考えるほうがいいに決まってる。人のために何かをしてあげるなんて、時間やお金のムダだ」

こんな自分本位の考え方も、幸福感を下げる要因になりえます。

心理学者のエリザベス・ダン氏らによる2008年の研究で、自分のためにお金を使うより、他人のために使うほうが幸せを感じられるという驚きの結果が判明しています。被験者たちにお金を渡し「自分のため」または「他人のため」に使ってもらったところ、後者のグループのほうがより高い幸福感を示したのだとか。

つまり私たちは、人に何かを与えることに喜びを感じるものなのです。幸せになりたいからと「自分の幸せ」にばかりこだわっていたら、この「与える喜び」を見失い、かえって幸福から遠ざかってしまうかも。

ですから、幸せを感じられないときにこそ、

  • 家族や友人に小さなプレゼントを贈る
  • コミュニティ活動費を寄付する
  • 募金や寄付をする

といった利他的行動をしてみましょう。

すると周囲の人はもちろん、あなた自身の幸福度を高めることにもつながります。さらには、相手から感謝の言葉やお返しをもらい、より幸せを感じられるという正のループも生まれるはずです。

「幸福度低下」5つの意外なサイン03

【NG習慣3】週末に夜更かしする

休日やその前日、大好きなことをして夜更かしすると、大いに解放されたような気分になれるもの。深夜までお酒を飲んだり、趣味に没頭したり、テレビやYouTubeを思う存分見たり……。とても “幸せ” なひとときかもしれません。

しかし、夜更かしが習慣になると、長期的な幸福が損なわれてしまう恐れがあります。

秋田大学教授で睡眠研究を行なう三島和夫氏は、「休前日に夜更かしをして、休日の朝に寝坊する」という生活スタイルは、身体を “時差ボケ” と同じ状態にしてしまうと指摘。休みが明けた平日に、眠気や倦怠感、食欲不振といった不調が起きかねないと言います。

夜中まで好きなことをして羽を伸ばしたつもりでも、平日の調子が狂ってしまうようでは、心も体も安定させることができませんよね。

ですから、週末の夜更かしはほどほどにして、平日と同じ生活リズムをキープしましょう。

  • 寝坊は、1~2時間以内までにとどめる
  • 昼寝をする場合は午後3時まで、30分以内
  • 昼寝は、ベッドではなくソファや椅子に座ったままする

これらを意識すれば、「寝不足を解消できて土日を元気に過ごせる」「週明けの仕事がはかどる」「心身の調子が乱れにくくなる」といった数多くのメリットを得られます。長期的な幸福度を高められるはずですよ。

「幸福度低下」5つの意外なサイン04

【NG習慣4】自由時間が長すぎる

「自由こそ幸せだ!」と、丸一日の休みをすべて自由時間にしている人はいませんか? たしかに、仕事にも何にも縛られないプライベートタイムは、充実した人生を送るうえで不可欠なもの。

しかし一方で、「自由な時間があまりに多くても、かえって幸福度が下がってしまう」という驚きの研究報告もあります。

ペンシルベニア大学助教授のマリッサ・A・シャリフ氏らは、2012~2013年にわたり、アメリカ人21,736人の時間の使い方を調査しました。その結果、自由時間によって幸福度が高まるのは2時間程度までで、5時間よりも多くなると、むしろ幸福度が下がっていくと判明したのだそう。

この結果についてシャリフ氏らは、自由時間が多すぎると「自分が生産的に活動できていない(時間を有効活用できていない)」と感じやすくなるため、幸福度が下がるのではないかと分析しています。

裏を返せば、自由時間を満足感のあるものにするためには、その時間をどう使うのが最も生産的か、あらかじめプランを立てておけばよいと考えられますね。

  • もし自由時間ができたら何をするか?
  • 自分にとって「いい時間の使い方」とはどのようなものか?
  • コミュニティで何かするか?
  • 人のための活動をするために何が必要か?

この4点を明確にしておきましょう。自由時間をもて余すことがなくなり、幸福感の高いプライベートタイムを送れるようになるはずです。

「幸福度低下」5つの意外なサイン05

【NG習慣5】「首こり」を放置している

大好きなゲームに熱中することや、スマートフォンでドラマを見るのに没頭することに、このうえない幸せを感じる人もいるでしょう。ですがじつは、硬直した姿勢で画面をのぞき続けることは、心の調子に悪影響を与えかねません

「首こり病」という言葉をご存じでしょうか? これは文字通り、首の筋肉のこりや異常が原因で起こる諸症状のこと(※正式な病名は頚性神経筋症候群)。

首こり病の発見者である脳神経外科医の松井孝嘉氏によれば、首の筋肉にこりなどがあると、自律神経の働きが乱れ、頭痛、疲労感、うつなどさまざまな心身の不調が起こるのだそうです。

松井氏は、全うつのうち、なんと95%もが首の異常に由来するとまで主張。それほど首のコンディションというものは、心身の幸福度に大きな影響を与えうるのです。

ヨガを日常に取り入れましょう。ダイエットになり、リフレッシュになり、友人も増えます。

 

大勢いの信頼できる仲間が待ってます

あなたも一緒に活動しませんか?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です