ビタミンCとクエン酸たっぷり【米粉のレモンパウンドケーキ】

さっぱりした柑橘類を使った爽やかスイーツ

 

ゴールデンウィークが終わると平均気温も一段と高くなり暑い日も増えてきますので、いよいよ夏の始まりを感じられるようになりますね。暑くなってくると、さっぱりした柑橘類を使ったものが食べたくなるものです。

夏の印象が強いレモンや夏ミカンなどの柑橘類ですが、実は国産柑橘類の収穫時期は10月から3月頃なのです。収穫後に貯蔵されているものが6月頃までは出回っていますが、暑さがピークに近づいてくるあたりになってくると、国産の柑橘類は一般的なスーパーなどの店頭から徐々に姿を消していき、外国産のみが販売されていくようになります。料理に皮ごと使うのであれば、輸入のための防カビ剤やポストハーベストなどの農薬に触れられていない国産を選んで使用したいものです。

爽やかな風味にしてくれる「レモン」のうれしい効果とは?

今回は、初夏に味わいたいさっぱり系スイーツ、レモンをメインに使用するパウンドケーキをご紹介したいと思いますが、皮も含めレモン全部を使ったレシピのひとつとして、まだ国産レモンが販売されている時期の間に試してみられてはいかがでしょうか。

写真AC

レモンに豊富に含まれるビタミンCは疲労回復の補助に。皮に含まれるレモンポリフェノールと果汁に含まれるレモンフラボノイドには血圧を下げる効果があります。レモン独特のさっぱり感は、このように疲労を癒したり血圧を抑える所にもあるのかもしれませんね。あと、レモンの隠れた魅力として、レモンに含まれるクエン酸が持つ「キレート作用」による骨を丈夫にするという効果があります。

キレート作用とは、主にカルシウムとミネラル成分を腸から吸収しやすい形に変えることで血中カルシウム濃度が維持され、結果的に骨密度を維持することに繋がりますので、カルシウム不足を補いバランスのとれた健康管理や骨粗しょう症になりにくい身体づくりに良い効果をもたらしてくれます。

米粉のレモンパウンドケーキ

 
レモンの米粉パウンドケーキ
米粉のレモンパウンドケーキ

 

材料
A
・米粉 140g(富澤商店さん製菓用米粉or共立食品米の粉がおすすめ)
・アーモンドプードル 60g
・片栗粉 20g
・ベーキングパウダー (できればアルミニウムフリーのもの)小さじ1
・重曹(食品用) 小さじ8/1

B
・無調整豆乳 130g
・米油 50g
・甜菜糖 50g〜
・お好みで色味付けにカボチャフレーク小さじ1(なくてもOK)
・レモンすりおろし皮(できれば無農薬のレモンに) 大さじ強1(レモンの汁は絞っておくか、レモン汁でもOK)

C
・レモン汁 大さじ3

・スライスしたレモン数枚
・お好みトッピングピスタチオ

準備
•18×8.5×6(セリア アルミ型)
•型にクッキングシートをひく
•オーブン170度で予熱しておく

作り方
①Aの材料をボールに入れる。
②Bの材料をよく混ぜて乳化させる。
③AにBをいれて混ぜる。
④最後にCを入れまぜて型に流す。スライスしたレモンをのせる。
⑤オーブン170度で30分焼く。(やき加減見ながら延長)
⑥冷めたら型から外す。
※冷凍保存もできますので、その場合はカットしてから保存してください。

暑い季節にぴったり!さっぱりした味わいの「米粉のレモンパウンドケーキ」、ぜひ試してみてくださいね。

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