腰まわりに無駄な肉がつくのはなぜ?
腰まわりの脂肪や贅肉は、一度ついてしまうとなかなか落ちにくいもの。腰肉がつく原因とは一体どんなことでしょうか?
1.姿勢の乱れ
立っていても、座っていても、背筋が伸びたキレイな姿勢の人は無駄な肉がつきにくいと言われています。その理由は、体の中心である骨盤が安定し、何もしなくても腹筋や背筋が適度に使われるから。お尻や腰まわりがもたつく…お腹がポッコリ…なんてこともありません! 一方で猫背や反り腰など、姿勢が乱れがちな人は、常にお腹が緩み、腹筋も背筋もちゃんと使うことができません。筋肉が使われない状態が続くと、脂肪や贅肉がつきやすくなり、徐々に蓄積されてしまうのです。腰やお腹まわりが緩んでいると思う人は、まず姿勢を整えることから始めましょう。
2.体の冷え
体の冷えもまた、原因の一つです。冷えは、体内の血の巡りや老廃物排出の機能にも影響を与えます。基礎代謝も下がり、結果、余分な脂肪を燃焼できずに溜め込みやすい体になってしまうのです。特にお腹や腰まわりが冷えやすい人は要注意!知らず知らずの間に腰肉がつく可能性大です。冷えを感じる人は、まず体を温めて代謝を高めることから始めましょう。
腰肉撃退!腰まわりをスッキリさせるヨガポーズ
ついてしまった腰肉にアプローチするヨガポーズを紹介します。「特に気にならない。」「私はまだ大丈夫。」そう思っている人も、美ボディをキープするための参考にしてみて!
アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)
やり方
1.骨盤を立て、両脚を伸ばした長座の姿勢で座る。
2.左膝曲げて右足の外側の床に置く。
3.そのまま右膝を曲げ、小指側を左のお尻の外側の床に下ろす。両方の座骨を床に根付かせ、土台を安定させる。
4.左手はお尻の後ろ、右手は左膝を抱える。息を吸いながら背筋を伸ばし、ゆっくり息を吐きながら、お腹の奥から捻るように左へツイストする。呼吸を繰り返しポーズをキープする。
5.反対側も同様に行う。
ポイント
背骨が伸ばしにくく骨盤が後ろに傾いてしまう場合は、お尻の下にブランケットやクッションを敷いて座ります。また、両膝を曲げると土台が安定しない場合は、片脚を伸ばしたままでも十分です。
深め方
ポーズを深めたいなら、想像力も働かせてみましょう。ツイストのポーズでは、雑巾やタオルをしぼるイメージで!しぼりながら水滴がぽたぽた垂れる様子を思い浮かべてみてください。ツイストを深めながら溜め込んだ脂肪を絞り出すように、いらないものが身体の外に流れ出すイメージを膨らませてみて!
油断せず早めのケアを
いかがでしたか?油断するとつきやすく、取れにくい腰肉。気になり始めたら早めのケアが大切です。今回紹介したポーズは初心者でもできる基本のポーズです。普段の生活の中ではなかなか腰まわりを動かす機会は少ないものです。動かさない部分の筋肉は衰えやすく、その代わりに脂肪や贅肉がつきやすくなります。身体はとっても正直です。とにかく意識して動かしましょう!いらない腰肉にさよならして、スッキリ美ボディを目指しませんか?