バストアップと二の腕シェイプ、姿勢改善とくびれ作りが一気に叶う万能エクササイズをご紹介します。
肩こりと胸の筋肉の関係
あなたがもし肩こりを感じているなら、胸の高さにも注目してみましょう。
胸の下垂は年齢によっても大きく変わりますが、猫背や巻き肩などで肩が前に倒れているような姿勢でいる場合、大胸筋や小胸筋が縮んで固まりやすくなります。さらに二の腕の筋肉は力が入りにくく、伸びている状態になります。そして背面側の僧帽筋や広背筋は引っ張られる状態が続き、ハリが強くなったり負担が大きくかかり、肩こりに繋がることがあります。
このように、肩まわりがこり固まって姿勢を正せないという体の状態は、胸筋や腕の筋肉を使いにくくさせ、バスト位置を下げて二の腕を太くしてしまう要因にもなるのです。
胸の筋肉を鍛えると肩こりも治りやすくなる?
バストアップや胸筋を鍛えるエクササイズは、大胸筋や小胸筋に効かせるために猫背姿勢では行わないのが特徴の1つです。
足の付け根から折り畳み、脊椎の全て、腰から背中、首や頭のラインを真っ直ぐな姿勢を保ち行います。
胸筋エクササイズの特徴を日常生活でも意識して継続することで姿勢改善に繋がり、肩まわりのこりやハリが和らぎ、バスト下垂を防ぎます。
肩や腕、胸まわりの筋力低下により胸は垂れやすくなり、二の腕に脂肪が蓄積されて太くたるんだ腕になることがありますが、肩や腕の筋力低下により脇の下にある腋窩リンパ節付近があまり動かされなくなれば老廃物の蓄積にも繋がってしまいます。
今回のエクササイズでは、大胸筋・小胸筋・三角筋・ローテーターカフ・上腕三頭筋(二の腕)・腹斜筋を鍛えると同時に、リンパの流れが向上するなど、多くの効果が期待できます。
片手で負荷を調節しながら出来、自分にあった強度で続けられる万能エクササイズのご紹介です。
胸・腕・お腹の筋肉を一気に鍛える万能エクササイズ
Step1
ヨガマットの上で横向き寝になります。
マット側の腕は真っ直ぐに伸ばし、手のひらをマットへ付けます。
天井側の腕は肘を曲げ、胸の前に手のひらを付くようにしたら手のひらでマットを押せる位置か確認しましょう。
左右の肩は床と垂直になるようにします。
Step2
天井側の手でマットを押して、上の脇腹を縮めるようにして上半身を起こします。
自分のペースで上がれる高さまで上がり体側を縮めたら、スタートの姿勢に戻ります。
これを片側20セット、左右合計40セット行います。
高く上半身が起きると強度は増します。自分の継続出来る高さで負荷をかけて続けて下さい。