運動が苦手な人向け!余分な脂肪を燃焼「太ももストレッチ」

太ももが引き締まっていると、ファッションを素敵に着こなすことができ、自分にも自信がつきますよね。「太もも痩せをしたいけれど何をしたらいいのかわからない」という人へ。今回は、「伸ばすこと」をメインとした太もも痩せの方法をご紹介します。

太ももが太くなる原因

代謝不良

下半身は重力の影響によって、リンパ液や老廃物が下の方に滞りやすいため、太ももはカラダの中でもむくみやすい部位のひとつです。適度な運動をすれば、下半身に水分や老廃物が溜まっても、ポンプ作用により血液と一緒に心臓へ戻っていき、むくみを予防することができます。しかし、女性は男性に比べて筋肉量が少ないうえ、運動不足や長時間のデスクワークなどによって筋力が低下すると、血行不良となりむくみやすくなってしまうのです。運動不足の他にも、冷房によるカラダの冷えや塩分が多い食事なども「むくみ、太もも太り」に影響します。

余分な脂肪の溜め込み

太ももに脂肪が付いている人は、運動不足による筋力の低下が原因で太ももに余分な脂肪を溜め込んでしまっている状態です。日頃から運動をあまりしない場合、食事から摂取した脂質や糖質などがエネルギーとして消費されず、太ももだけでなくカラダ全体に脂肪となって蓄積されていきます。

筋肉量が少ない

太ももが太くなる原因は、太ももの筋力が低下していることが挙げられます。運動不足や、座りっぱなしの仕事をしている方は、筋肉が使われずに徐々に衰えてしまいます。人間のカラダは20代をピークに筋肉量は低下していき、10年ごとに約10%のペースで減り続けていくと言われています。意識的にカラダを動かさなければ、太ももは太くなってしまいます。筋肉量が減ると、骨盤と周辺の筋肉がゆるみ、さらに太ももに脂肪が付きやすくなるので注意が必要です。まずは、運動を習慣化して筋力アップを目指しましょう。

太もも

太もも痩せに効果的な「脚伸ばしヨガ」

太もも痩せを成功させるには、「むくみを改善し、筋力を付けながら脂肪を減らす」というアプローチが必要になります。そのためには運動をすることが必須。毎日体を動かすことを継続していくと、血行が良くなり筋力がアップし、余分な脂肪を燃焼することができます。太ももの筋肉や脂肪をストレッチで伸ばすことで、血行が良くなり余分な水分を排出、むくみの改善と脂肪の燃焼促進が期待できます。

むくみ

むくみを改善する【三日月のポーズ】

①よつんばいから両手の間に右足をつき、上体を起こして立て膝になる。

三日月のポーズ

②息を吸いながら両手を持ち上げ、吐きながら尾骨を床側へ沈め、胸を高く引き上げる。目線は斜め上にして、深い呼吸で30秒目キープする。 

三日月のポーズ

もも裏を伸ばす【半分の猿の王のポーズ】

【三日月のポーズ】から続く。両手の指先を立てて床につき、お尻を後ろへ引きながら右足のつま先を立てる。目線を落とさないように背筋を伸ばし、深い呼吸で30秒キープ。

半分の猿の王のポーズ

太ももの前側のストレッチ

①【半分の猿の王のポーズ】から続く。体重を前に戻す。

ランジ

②右手を正面に伸ばして円を描くように後ろにまわし腰におく。上半身を右にねじり胸を開く。 

前もものストレッチ
 

③左膝を曲げ、左のつま先を右手でつかむ。深い呼吸で30秒キープ。 

前腿のストレッチ

もも裏を伸ばす【下を向いた犬のポーズ】

右手を床に戻し左のつま先を立て、右足を後ろに引いて両手で床を押し上げる。足幅は腰幅に開き、目線は脚の間へ。深い呼吸で30秒キープ。よつんばいに戻り、反対側の脚も同様に行う。

ダウンドック

内もものストレッチ

①左のつま先と膝を外側へ向け、右足を横に伸ばす。右のつま先を立て、両手を前に伸ばして、なるべく遠くの床について背筋を伸ばす。

内腿のストレッチ

 ②胸の前で合掌し、左ひじで膝を外側に押す。深い呼吸で30秒キープし、反対側も行う。

内腿のストレッチ

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