お腹全体は引き締まってきたけど綺麗なくびれが出来ない…とお悩みの方も多いのではないでしょうか。それはもしかすると猫背が原因で胸椎(胸の背骨)の硬くなっている事が影響しているかもしれません。今回は座ったまま簡単&効果抜群!胸椎の可動性を高め、みるみる引き締まった綺麗なくびれをつくれるヨガトレをご紹介します。
猫背でくびれが出来ない理由
猫背になると体はどんな状態になるでしょうか?みなさん、一度大げさに猫背姿勢を取ってみましょう。そうすると、肋骨と骨盤のスペースが潰れウエストが寸胴になることが体感できると思います。
日常生活のデスクワークなどで猫背の姿勢が長くなりがち。ただ、その状態で放置していると本来の背骨の湾曲が無くなり、特に胸の背骨、胸椎がガチガチに固まり可動性が悪くなります。胸椎の可動性が悪くなることで肋骨の位置が下がり、骨盤と肋骨の間のスペースが無くなくなり、本来ある美しいくびれのラインが失われることに繋がっていきます。
胸椎の可動性を上げるキーは「回旋」
胸椎は背骨の中でも可動性が求められる場所になりますが、日頃の不良姿勢に影響を受け硬くなりすい箇所になるため、頻繁に動かしてあげることが大切です。
その中でも回旋=胸を捻じる動きが胸椎の可動性を上げることに繋がると言われています。胸椎の可動性が上がると猫背で丸くなり下がっていた胸が上に引き上がりやすくなるため、潰れていた肋骨と骨盤の間に自然とスペースが広がり美しいくびれを作ることが出来ます。
胸椎の可動性を上げる!引き締まった綺麗なくびれを作るヨガトレ
やり方
1)床の上に三角座りに。この時骨盤が丸まりやすい方はクッションやヨガブロックをお尻の下にいれて高さを出しましょう。
2)座骨を床に対して垂直に立てた状態がスタートポジション。
3)両手を頭の後ろに添え、軽く肘を開く。骨盤を立てた状態のまま、上体を斜め45度後ろに倒す。ここで骨盤が丸まったり、頭が前に出たりしないよう骨盤から頭頂までまっすぐのラインをキープ。
4)3)の状態から息を吸い、吐く息で胸の背骨を右側にねじる。腰は動かさず、みぞおちから上の背骨を一骨一骨ねじるイメージ
5)吸う息で正面に戻ってきたら、吐く息と共に反対側にねじる。左右にねじることを1セットとし、5セットほど繰り返してみよう。