ヨガレギンスやスキニージーンズを穿きこなしたいけれど、太もものラインが気になる…その原因は太ももの外側の筋肉にあるかも。今回はその原因の解説と改善ワークをご紹介します。
外ももが張りだしてしまう理由
太ももにはさまざまな筋肉がついています。その中でも外側についている大腿筋膜張筋は大きく強い筋肉のため、知らず知らずのうちに使ってしまうことも。太ももを細くしたいという思いから筋トレを取り入れる方も多いですが、方法によってはさらに肥大しかねません。そして大腿筋膜張筋が頑張りすぎると、内もも(内転筋群)やお尻の筋肉が働きにくくなってしまいます。そのため放置すると、どんどん下半身のボディラインが崩れていく場合があります。
大腿筋膜張筋が緊張しやすい人
✓反り腰
✓O脚
✓外側重心
外側重心は自分では気づきにくいものですよね。そんな時は、足裏や靴底を見てみましょう。足裏の小指側にマメが出来ていたり、靴底の外側だけが削れていたりする場合は、内ももの筋肉が弱くなって外側重心になっている可能性が高いです。
改善のために行いたい2つのワーク
STEP1:大腿筋膜張筋のストレッチ
① 膝を立てて座り、腰幅よりも足を開く。
② 両手はお尻の後ろについて、肩がすくまないようにする。
③ 息を吐きながら片方の膝を床に近づける。(※できるだけお尻が浮かないように)
④ 吸って戻す。これを繰り返す。
STEP2:内ももとお尻のトレーニング
① うつ伏せになり、足を軽く広げる。
② 膝を曲げて足首同士を引っかける。
③ 膝を少しだけ持ち上げる。
④ 膝を浮かせたまま膝を閉じる、開くを繰り返す。
最初は膝が床に近づかなかったり、膝同士をくっつけられなかったりするかもしれませんが、出来る範囲でトライしましょう。慣れてきたら回数を増やしてみてくださいね!