内臓の位置を戻して筋力アップ!平らなお腹になれる「最強ヨガ」

ボディメイクで気になる部分の上位に上がる「ぽっこりお腹」の悩み。その解決の糸口は「内臓の位置」と「筋力アップ」にありました! ぽっこりお腹にダイレクトに効くヨガで、ペタンコお腹を手に入れましょう。

 

ぽっこりお腹になる原因

 

脂肪がつきやすい場所だから

脂肪の量やつき方は性別によって異なります。男性よりも女性のほうが脂肪の割合が多いため、女性はぽっこりお腹になりやすいと言われています。体の中をイメージしてみましょう。上部の内臓はあばら骨に守られていますが、下腹部の内臓は骨に守られていません。骨の代わりに内臓を保護するため、下腹部はもともと脂肪がつきやすくなっているのです。

体脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」があり、「内臓脂肪」はその名の通り内臓のまわりにつく脂肪です。一方、皮下脂肪は皮膚と筋肉の間につく脂肪。皮下脂肪には、下腹部にある子宮を守るため、体温の維持や衝撃からお腹の赤ちゃんを保護するなど、生命を守るために大切な役割があります。そのため、女性は男性よりも皮下脂肪がつきやすく、落ちにくいというわけです。

お腹

筋力不足

お腹回りの筋力が低下していることも、ぽっこりお腹の原因の1つです。お腹回りの筋肉には、脂肪が前に出てこないように抑える働きもあります。筋肉量が減ったり筋力が低下すると、脂肪を抑え込む力も弱まり、お腹が出やすくなってしまいます。

姿勢不良

猫背など姿勢が悪いことも、お腹がぽっこりする原因に。姿勢が悪いと、お腹回りにある筋肉の力が弱まるため、内臓を正しい位置にキープすることができず、内臓の位置が下にずれてしまいます。それが原因で下腹部がぽっこりしてしまいます。デスクワーク中心の仕事をしている方や、姿勢が悪い人は、普段の姿勢を見直してみましょう。

冷え

体が冷えると、血流が低下して余計な水分をためこみやすくなります。するとお腹にもむくみの症状が現れます。そのむくみが、ぽっこりお腹をさらに悪化させる可能性があるのです。

このように、ぽっこりお腹は見た目の問題だけではなく、体にも様々な影響を与えます。

紹介するポーズは、普段伸ばすことの少ない体側を伸ばしたり、体をねじる動作がたくさん。腹筋を無理なく引き締めてくれます。

【橋のポーズ】下垂しがちな内臓をニュートラルに戻す効果が期待できるポーズです。

橋のポーズ

①仰向けになり、両足を肩幅に開いて膝を立てます。両手は真横に置き、手の平は床向きにします。肩甲骨を寄せ、胸の位置を高くします。息を吸いながらお尻を持ち上げキープします。30秒目安にキープしたら、お尻を下ろして休みします。

橋のポーズ

②もう1度①のポーズを行い、息を吸いながら両手を頭の上に上げ、床に下ろします。両膝を前に押し出すような意識で、体を長く引っ張ります。深い呼吸で30秒目安にキープします。

【ガス抜きのポーズ】膝を抱えながら深い呼吸をすることで、内臓を刺激します。

ガス抜きのポーズ

③②のポーズから、お尻を下ろし、両膝を胸の前で抱えて休みます。1分キープしましょう。

【プランクポーズ】お腹周りを引き締めながら体幹を鍛えるポーズです。

プランクポーズ

①よつんばいになり、肩の下にひじをつき、手のひらは拳を作ります。両足を後ろに伸ばし、腰幅に開いてかかとを後ろに押し出します。かかとから頭の先まで伸びを感じ、1分を目安にキープしましょう。

プランクポーズ

②よつんばいに戻り、肩の下の床に手をつきます。両足を後ろにつき、腰幅に開いてかかとを後ろ押し出します。かかとから頭の先の伸びを感じ、1分を目安にキープしましょう。

【チャイルドポーズ】

チャイルドポーズ

②のポーズからよつんばいに戻り、お尻を後ろへ引いておでこを床について休みます。

【舟のポーズ】下腹の引き締めに効果的なポーズです。

舟のポーズ

①膝を立てて座り、内もも同士を押し合います。両手を前に伸ばし、体を斜め後ろに倒します。脚を床から持ち上げ、さらに余裕があればすねと床が並行になる位置でキープします。30秒から1分を目安にキープしましょう。

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