3月に入り、暖かい日が増えてきて春の訪れを感じる今日この頃ですね。体を大きく開くことで、気持ちも前向きに導くヨガのポーズをご紹介します。
体を大きく開くと心も前向きになる!?その理由は?
春の暖かい気候の中で、1日の日照時間が増えたり、太陽の暖かい光を感じたり、色とりどりの草花を感じると心も穏やかで安定しやすく、前向きに開放的になり、行動力も増して、人は生き生きとしていきますよね。逆に寒い気候では、ストレスを感じやすくなり、やる気が起きなくて動くのが億劫になったり、体も縮こまり人はぐったりしやすくなります。
このように、気候や環境、体と心は繋がっているのです。
春は、気候が暖かくなるので、それだけで体も心も開放的になりやすいですが、春は別れや出会いの季節、引っ越しがあったり、卒業・入学、部署移動など‥環境も大きく変化する季節ですよね。人は慣れ浸しんだ環境から新しい環境に変わることで、心新たにワクワクする気持ちもありながらも、どこか緊張をしやすかったり、自然と肩など体に力が入ってしまったり、自律神経の一つである交感神経(心身を活動的にする)が優位になりやすいために、疲れや不安などの様々な不調に繋がってしまいます。
そこで、体を大きく開放的に開くヨガのポーズを活用して、春の季節を穏やかに過ごしていきましょう。
股関節と胸を開く「三日月のポーズ」の効果
「三日月のポーズ」は全身を大きく使い股関節や胸を開きながら、体幹を鍛えることができるダイナミックなポーズです。三日月のポーズは、カラダ全体を大きく使って弧を描くポーズです。ポーズの形が三日月をイメージさせることから「三日月のポーズ」と呼ばれています。三日月のポーズは、下半身も上半身も使うダイナミックな動きが特徴的なポーズ。そけい部を深く伸ばしたり、上体を反らせて胸を開いたりするため、さまざまなメリットが期待できます。
気持ちを前向きに
三日月のポーズは、背骨を反らせて胸を大きく開くポーズです。胸を開き大きく呼吸を行うことで、心が安定し活力が湧いてきます。気持ちを明るく前向きにする効果が期待できます。
むくみ・疲労改善
三日月のポーズは、股関節を前後に大きく開くことで柔軟性アップにも繋がります。柔軟性が増すことで、筋肉の働きが良くなり血行が良くなります。また鼠蹊部にはリンパ節が集中している為、鼠蹊部を刺激することでリンパに流れも促進し、むくみや疲労の改善が期待できます。
心身を前向きにする三日月のポーズ
〈やり方〉
①膝立ちになります
②右足を一歩前に出します
③骨盤を立て、吐きながら前足に重心をかけます
④余裕があれば、両手を天井方向に伸ばしましょう
⑤吐きながら両手を下ろし、右足を戻しましょう
※反対も同様に行いましょう